社会福祉法人 新宿区社会福祉協議会

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福祉教育 授業紹介「東戸山小学校」

 9月29日(金)、東戸山小学校にて、4年生を対象とした障害理解を深める福祉教育が行われました。

 社協へ講師紹介の相談があり、7年前に病気のため全盲になった(株)アクトコール 木暮雅寿氏を紹介しました。

 授業は、木暮氏の自己紹介と共に、トランプを使った手品を披露しました。

児童からは「目が見えないのに、どうして分かるの?」との、驚きの声があがりました。

 

手品を披露。子ども達は興味津々

 

 子どもたちが障害について疑問に思っていることに何でも答えたいと、「木暮さんに何でも聞いてみよう!」という質問コーナーが設けられました。多くの児童が積極的に手を挙げて、「盲導犬を連れていないのですか?」や、「点字ブロックはどうやって分かるのですか?」や、「点字は使っていますか?」など、時間いっぱいまで質問をする姿が印象的でした。

 

 積極的に質問をしています。

 

 「木暮さんは、料理しますか?」と質問した児童に対して、「まな板と包丁を使って。炒め物もするよ。」と、当たり前といった口調で回答する木暮氏。「火傷しないの?」と心配する児童に対しては、「たまに、火傷だってするよ。でも、みんなだって、火傷することはあるでしょ?それと同じだよ。」と。障害者も『みんなと同じ』ということを自分自身の生活を通して、分かりやすく伝えます。

 その後は、お湯や水をそれぞれの水筒に注ぎ、児童が音の違いを聞き分けることや、アイマスクをして体操着をたたむことに挑戦しました。

 

アイマスクをして服をたたむことにチャレンジ!

 

 最後に、日本の視覚障害者人口(視覚障害分類で障害者手帳を所持している人数)が約30万人であること、そのうち、全盲の障害者は3万人であること。更に、盲導犬を連れている方は、全盲の障害者のうち、わずか900人との話を聞きました。

 児童たちは、視覚障害者は、全盲の人が弱視の人より多いと思っていたり、盲導犬を連れている視覚障害者の割合ももっと多いと思っていました。

 児童たちは、最後まで興味深く、真剣に話を聞いていました。

新宿社協では、“「多様性」を理解する・「主体性」を高める・「地域社会」とつながる”を目的とした福祉教育の支援に努めています。

お問い合わせ
地域活動支援課(新宿ボランティア・市民活動センター)
高田馬場事務所
TEL:03-5273-9191 FAX:03-5273-3082
東分室
TEL:03-3359-0051 FAX:03-3359-0012

2017年11月01日